海時間

シーカヤックに乗っていたら シケてきたり

遠出し過ぎて 帰りに 暗くなったなかを漕いだり していると

ごく かるい パニックになります。

ドキドキしていないし 頭は冷静だから、パニックを起こしたと言うのは

大袈裟かなと思います。

カヤックの操船に精神集中したのだと、言わないのは 時計を読んでも何時かが

分からなかったり、白紙から造り上げた自分のカヤックの

このロープはなんだっけ？と、なった状態だから集中とは違う と感じます。

自ら 率先して さあ気合入れるぞと 思ってないし、

集中、集中！と唱えてない。

スイッチが外力で自動的に入るのがパニックだと 感じます。

海にいると それが良くあって、それは不快かと問われれば

逆に気持ち良いです。

海面にフィットしたかの様な感覚の操船になり、それは良い感じです。

ヨット乗りの人やサーファー達の用語で 海時間というのが有り、

それは アテにならないぞと言った 様なニュアンスです。

遅刻した時  言い訳に使ったりするので あまり好きな用語では無いですが、

かるいパニック状態を楽しんでいる間、時計を読み取る能力を

失っている時も、

私ならあります。