半場です。 半世紀も前、ファルトボートの2人艇を手に入れ 夫婦で沢山乗り回し、そしてファルトの1人艇を手に入れた時、チンした後、船に乗ったまま起きるテクニックがある事を知りました。 知り合いでただ一人の名人 服部氏 が手本を見せてくれたので「そうやるのか」と簡単に考えて 訳も考えずに練習と実験を丸一日繰り返して夕方初めて起きました。...
何度も行方不明の我が弟子 30年ほど前に、カヌーがやりたいと我が家にやって来た彼。 カヤックの簡単な漕ぎ方を教えただけで「湖水を一回り」と 一人 漕ぎ出して行きました。 初心者だが、まあ奴なら”死ぬ事も無い”だろうとほっておいたら 「楽しいっすね」無事帰還。手からは豆が潰れて血が垂れているが気にしていない。...
ジーパン屋での話 昔々50年以上前ですね。私が渋谷で仕事をしていた時に通っていた 道玄坂のビックジョンだったか、ジーパンの専門店。 そこの親父はジーンズ好きの石頭。 仕事で擦り切れたオーバーオールを直しに行くと、とても喜ぶ。 他の客の前で「ジーンズはこうこんなふうに使うものなのだ」 とわざと言う。...
半場です 30年ほど前に横山晃氏設計の木造セーリングカナディアンを作りました。 アクアミューズの原型、やや大型の船体に 自分なりの乗り方に合わせるため、横山設計事務所に通い 横山先生の話を聞き、私のアイデアを設計に盛り込んでもらったのです。
昔話 釧路川の話の続きです。 今では川下りツアーの稼ぎのスポットになって 規制もたくさんあるようです。 我々がファルトボートで旅をした40年程前には、 誰も行った事のない所なので(きっと尊敬すべき先人はいたでしょう) できる限りの準備と覚悟をして出発しましたが、 倒木の障害程度で危険を感じる事のない素晴らしい旅になりました。...
昔話 川下りをしていたころ。 半世紀も前は都内に住み、 車での移動もありましたが、 多くはファルトボートを担いで 列車やバスを利用して、 上流へ出かけカヤックを組み立て 下っていました。 駅から大きな荷物を担いで 随分歩いたものです。 そして下り終えると 畳んでまた担いで帰るのです。 船に加えてキャンプ道具まで 担いでいた友人は何かの物売りかと...
半場です。 半世紀も前の話。 自分が初めての川に行く場合、 全く情報がなかったのです。 インターネットも携帯電話もないのですよ、 想像してください。 何しろ多くの川は下った人が居ないか、 その情報を知る事が出来なかったのです。 だから何時も冒険、探検気分は最高。 見える範囲の内の状況判断、安全確保です。 当然腕は磨きました。...
半場です。 昔話 私は東北の森が大好きです。 八甲田山塊のブナ林が特にお気に入りで、 妻と二人テントを担ぎその奥にある 小さな湖に毎年のように通って居たのです。 1ヶ所しかないブナの巨木に囲まれた湖畔に 立つと対岸から滝の音が聞こえます(幻の滝)。 そこまでは道もなく、きっと桃源郷だ。 泳いで行こうと頑張りましたが余りの冷たさで...
半場です。 昔話です。 ゴムボートで遊んで居た私が ファルトボートを手に入れたのは 約半世紀も前の事です。 キャビネットなどを作っていた ビクター工芸の ファルトボート2人艇です。 まだ藤田カヌー創立前の話、 先代の藤田さんはそこに勤めてたな・・・ 先輩も居なく情報もないままカヌー?? 転けるはず! だから夜に小学校のプールに...