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パドリング・フォーム

1号艇 の田中です。

 

カヤックを始めた頃

とりあえず自分のパドリングの

フォームを作った事があり

セーリングシステムを付けてから

すこし変わりましたが、

基本的にずっとそれを使ってます。

 

最初は競技選手のモノマネから

入り、問題を感じて変えました。

 

問題とは、競技用のパドリングは

元気な時にはマネ出来ても、後半

疲れてくるとフォームがくずれる

という事でした。

 

そこで考え方を変えて、まず沖へ

向かって ヘトヘトになるまで何kmも

漕ぎ出し、疲れきった所で折り返して

帰り道その疲れきった体でフォームを

考えました。

 

猫背でアゴを前に出し、ヒジを曲げた

フォームが出来上がり、肩や首、ヒジや

脇、手首や指をほぐす 、体操の様な

動作がフォームに沢山混じりました。

 

何種類かのフォームが順番に入れ替わる

様に繰り返される感じで、入れ替える

時に 各部の関節をほぐしています。

 

最初から 疲れた格好のフォームは

疲れてからも変化が無いので安定感が

ありました。

疲れてくると体をほぐす動作が

自然と出てきますが、それをフォームに

最初から組み込むと効率が良い。

 

セーリングを併用するようになってからは

セールに当たらないように、パドルの軌道を

下げました。

 

気に入っているフォームですが

別に速い漕ぎ方ではありません。

パドリングが疲れで くずれて来た事が

気にならない為のフォームです。

せっかく漕ぎ回って、帰り道 に

フォームのくずれを反省しながら

漕ぐのは残念です。


私はただ楽しんでいたいだけなので。

 

順番に入れ替わる数種類のフォームに

加速用のフォームを ひと漕ぎ ふた漕ぎ

混ぜたりもします。

 

加速用フォームはyoutubeで見つけた

競技用の正しいフォームで良いんじゃないかな?

 

他にも

 

向かい風用、追い風用、横風用、岩場用、

向かい波用、波乗り用、横波用 を混ぜて使います。

 

カメラをスターンに付けているので

今後は 「パニック時」 のフォームの

研究が出来たら良いですね。