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みんな無知なカヤッカーだった話

半場です。

 

半世紀も前の話。


自分が初めての川に行く場合、
全く情報がなかったのです。
インターネットも携帯電話もないのですよ、
想像してください。
何しろ多くの川は下った人が居ないか、
その情報を知る事が出来なかったのです。
だから何時も冒険、探検気分は最高。
見える範囲の内の状況判断、安全確保です。


当然腕は磨きました。
先を読む眼力も磨きました。
先がわからなかったら躊躇せず降りて確認に行きます。
自信がなければ船を引いて又は担いで
そこをやり過ごしました。
それが足りずに亡くなった人もいます。 


自然河川の釧路川に至っては、
まだ誰も下っていないために何も知る事が出来ず、
川が湿原で下まで繋がってないかも知れないのです。


航空写真まで取り寄せました。
そして沢山の食料、ロープ滑車ノコギリ 補修用具・・・・
そして重要なのは”覚悟”。

何しろ未知なのですから。 
この釧路川の話は長くなるな、


又機会を見て続きを。