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叱られた話

半場です。

 

昔話です。


ゴムボートで遊んで居た私が
ファルトボートを手に入れたのは
約半世紀も前の事です。
キャビネットなどを作っていた
ビクター工芸の
ファルトボート2人艇です。
まだ藤田カヌー創立前の話、
先代の藤田さんはそこに勤めてたな・・・
先輩も居なく情報もないままカヌー??

転けるはず! 
だから夜に小学校のプールに
浮かべて乗って見たら、なんだ転けない。
じゃあ海だ、と西伊豆の浮島へ出かけて、
”台風の余波の中”で「やっちまえ」
と漕ぎ出し、突然の三角波で
アッと言う間に水中へ。
浮き上がったらカヤックは
宙を舞って岩場へグシャリ!大破です。
命からがら浜に泳ぎ上がると、
漁師など浜の親父連にしこたま怒られました。
恥ずかしく反省反省。


帰ってからメーカへ修理へ持って行ったら
「どうやったらこんなになるんだ!」
とまた怒られ、また反省反省。


なぜか新品になって帰ってきました。
そして「又バカな事やって無い?」
と時折電話が掛かって来ます。
当時の大人は怒っても優しかったのです。

 
レースに興味のない私の知識は、
アフリカ密林の川を探検家リビングストンが
現地人の漕ぐカヌーで探検とか、
映画ではインディアンの漕ぐカヌー
程度の知識しかなかったのです。 

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コメント: 2
  • #1

    栄一 (金曜日, 15 3月 2019 08:54)

    昔はみんな怒ってくれたよね、今じゃへんに注意すると反対に親に言われちゃうからね。やりにくい世の中になったね(笑)

  • #2

    半場 (水曜日, 20 3月 2019 15:10)

    今や怒る立場まで”成長”してしまいました。人のいない時を選んで出かけるのでそんな現場にはあまり出会いませんが思ったことは「言わなければ」と思っていますね。ただヤバくてもやりたい事がある人には、支援したいと思ってます。