速いぞ トリマラン カヤック

半場です

 

数年前なぜか速く走って見たくなった。
トリマランなら荒れてもコケないので俺たち爺さん向きだと思ったのです。

チェサピーク18フィート マルチチャインを改造して作りました。 
高速荒天セーリングで壊れないように、
まずハルの必要箇所をしっかり補強。
セーリングの為のマストラダー等はアクアミューズ製在庫を利用、
これで随分横着ができます。 
次はアマ(サイドフロート)YT17などの画像を見て
長さと幅をエイッと3m、容積浮力を約60リットル、と決めます。
船型は横山設計バニ船型・・・の真似。
ベニアに膨らみを付けるのに苦労しました。
乱暴に乗るのが解っているので、アマの中は浮力体で満タン、
ガラス繊維で何プライもラミネートで固めました。
そしてアカ(船体を繋ぐパイプ)
これはパイプ曲げ名人の俺様にお任せだ。
曲げモーメントの加わりそうな中心部は3重のパイプ、
その外は2重と1重、だから三段階で補強しました。
そのパイプのテストピースで、破壊までの強度実験です。
バイスで固定してから俺が端にぶら下がっても平気だったからOK。
それから索具などの工夫、取り付けなど。
乱暴な性格の爺さんが乗る事を考慮して工夫と実験の連続です。
マストの差込部分の補強、リーボード(センターボードの代わり)
ラダー取り付け、ヨークライン(舵切り策)
メインシートの取り回しブロック等々
皆さん長文で飽きたでしょうから続きは又にしましょう。

まあ後は乗る話です。
セーリングトリマランの続き 乗った感想。
想定どうりで、帆走中コクピットに立てます。
コックピット後ろのデッキに椅子の様に座れて楽チンだ。
YT17よりずっと速い。
セール面積が3倍だから当たり前だな。
考え抜いて完成しただけあって強度や
性能に問題は見つかりません、よかった~。 
これから小さなフィッテングを続けます。  
あれから時折乗り出してます。
性能的には満足ですが、モノハルYT17の様な
乗り味・・・が足りないと感じてます。  
4月7日今シーズンでは初めてセーリングトリマランに乗りました。
寒い時は濡れた手がかじかんで操船しずらいのですが、
今日はホカホカです。
出艇準備をしていたら強いブローが(局部的な強風)入ったので
リーフ(帆を小さく)して出かけましたが、
強力なブローが入った時GPS値が瞬間16kmになってました。
いや~肝が縮上がって写真どころではなかったです。
しばらくしてブローも収まり、未だうるさいエンジン船もいないし、
楽しい湖上散歩をユックリ楽しめました。

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コメント: 1
  • #1

    池田真人 (金曜日, 10 7月 2020 23:41)

    トリマラン
    着脱しやすいようになる工夫
    楽しいですね