昔話
釧路川の話の続きです。
今では川下りツアーの稼ぎのスポットになって
規制もたくさんあるようです。
我々がファルトボートで旅をした40年程前には、
誰も行った事のない所なので(きっと尊敬すべき先人はいたでしょう)
できる限りの準備と覚悟をして出発しましたが、
倒木の障害程度で危険を感じる事のない素晴らしい旅になりました。
動植物が好きな人間には天国。
ウットリ森の中を進み、
上がれる岸がなかったので2隻をラインで立ち木に繋ぎ
船上でお茶を沸かしおやつでした。
キャンプは草地を見つけて開けっぴろげのテントと焚き火、
朝起きると寝てるテントの中にまで朝霧が通って行きます。
美しい自然林と野鳥達、
拠水林と湿原の中をトグロを巻くように
曲がりながらユックリユックリ静かに流れ下り、
広い湿原内ではコースが判らなくなったりもしました。
キャンプの釣りではヤマメやアメマスが簡単に釣れて
それは美味しかった。
自然好きの20代中頃の若者にとって
1週間の旅全てが未知で自由。
そんな釧路川でした。
写真も有るけど白黒だ。・・・お化けも出たのですよ・・又いずれ
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