ジーパン屋での話
昔々50年以上前ですね。私が渋谷で仕事をしていた時に通っていた
道玄坂のビックジョンだったか、ジーパンの専門店。
そこの親父はジーンズ好きの石頭。
仕事で擦り切れたオーバーオールを直しに行くと、とても喜ぶ。
他の客の前で「ジーンズはこうこんなふうに使うものなのだ」
とわざと言う。
しゃがみやすい裁断や作業で擦れた部分を柔らかさを
維持したまま補強してくれる。
直すほどに使いやすくなったものだ。
今やジーンズは見た目の世界になってしまった。
かつてのジーンズ同様に
シーカヤックはあいつらの手にかかると・・・そんな名人が理想なのだが。
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