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プールでも海でも

1号艇 田中です。

 

プールを高速で移動するだけなら船体形状には特徴が有るし(10mもある尖ったパイプとか)

プールで操縦性だけを高めた舟を考えたらコーヒーカップ状になるかも知れず、

荒れた水面で、安定性だけを求めれば、大きな発泡スチロールのイカダでも良いが、

荒れた水面で操縦性をともなった安定性を備えた高速船型はまた別の姿になり、

荒天下、高速性、安定性、操縦性、更に快適性さえも失わない船型は、これは すばらしいモノです。

 

2号艇の半場さんと私はその価値観で、しょっちゅう船型談に花を咲かせています。

話題に上がる船は多種多様で、タンカー、軍艦、帆船、アメリカズカップ艇、A級ディンギー、クルーザー、

モーターボート、漁船、カタマラン、トリマラン、ガレー船、カナディアンカヌー、カヤック、サーフスキー、ファルトボート、バイダルカ、サバニ、ニタリ、チョキ、ゴムボートまで。

 

半場さんの帆船、軍艦、漁船、に関する知識は膨大で、同じ話でも何度でも聞きたいし、まだ聞いてない話も沢山有ります。

あまり話題に上がらないのが 競技艇、ジェットスキー、サップ、水中翼船、ホバークラフト、豪華客船、豪華ヨットぐらいでしょうか。

半場さんが先日のブログで書いた内容は静水、無風時、軽積載でのカナディアンカヌーの漕ぎ味についてでした。

 

荒天時でもそれに合った船型、装備、予測が伴えば、また違った楽しさが有るし、

荒々しい海面を突っ切った先に極楽が待っていることも有ります。

荒々しい海面を、強風下ただただ長距離 移動した先に ひと気のない極楽が待っている事も多いです。

そんな極楽まで漕いでいき、そこを お気に入りカヤックで優雅に漕ぎ周り、安全に帰り、また 来たいなあ と思える、

これを実現する為のシーカヤックは、

1,荒天でもプールでも高速度巡航が可能でありながら、

2,荒天でもプールでも操縦性が良く、

3,荒天でも安定し、

4,プールでも座り心地が良くなければならない。(おしりが痛くなるのは意外にプールのほう。ガシガシ漕いでいるほうが血行が良い。)