手軽なカヤックセーリング

山中湖の半場です。

カヌーやカヤックに手軽に乗るために、環境を少しづつ整えました。

お気に入りの軽トラへ、艇庫から簡単に積め ササッと 結束できる様に工夫しました。

田中君は自転車で自宅近くの茅ヶ崎海岸まで曳いて行く。これも彼らしい手軽さだ。)

パドルはいつもYT17のデッキに収納してあり、水上散歩の装備はいつも舟と一緒なので忘れ物の心配はなく、天気を見たらすぐに乗れます。

手軽に湖畔まで行けますが、山暮らしなので海までは1時間以上掛かってしまうのが残念だな。

装備は冬でも大抵普段着に長靴とカッパです。一応ウェットスーツの用意有り。

ウェットスーツを着たらライフジャケットは要りません。

双眼鏡にお菓子、軽食、飲み物とサプリ。

 

私は季節の感覚を大事にして、その植物達や野鳥などをカヤックから親しく楽しめる知識を持つようにしています。

若い頃このためにカヌーやカヤックを始めたのですから。

自然を楽しむ為には、足元を意識せず森を歩くかの様に、多少の波風でも無意識で水上散歩を出来るテクニックと、信頼出来る舟の性能は是非とも必要だと感じています。

漕ぎが心地良く、(競技では無いので、私のようによそ見ばかりしていても)やたらに向きが変わる事なく、乗っている事を忘れる様な 安定性も必要です。

何しろ荒れて来た時の頼りがいの高さは、YT17以上の舟を私は知りません。

手軽なセールリングシステムを作り上げた事で、(格別速くは無いのですが)水上で味会う風との一体感は格別。

パドリングとセーリングとの組み合わせで楽チンです、もし怖くなったらセイルは簡単に畳んでしまいます。

皆さんセーリングを思うと強風の中、テクニックを駆使して体を乗り出しバランスを取る  ヤバそう覚悟が必要、と感じている方もいると思います。あれは競技スポーツです。

YT17のセーリングは、風と仲良くなって楽に脚を伸ばす事を目指しているので、全く違う世界と思って下さい。